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平成29年度(2017) 第76回日本公衆衛生学会総会自由集会
危機管理時の栄養及び食生活の支援について~行政栄養士の派遣支援における課題について
第76回日本公衆衛生学会総会自由集会終了のお知らせ
2017年11月1日、第76回日本公衆衛生学会総会自由集会を無事、修了することが出来ました。
●参加人数:29名
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●シンポジウム
- 事例提供1: 熊本県御船保健所における栄養・食生活支援活動
大倉 香澄 氏 (熊本県御船保健所) -
事例提供2: 災害支援派遣活動を支える体制について
中村 清美 氏 (大阪府守口保健所) -
事例提供3: 熊本地震災害支援DA-DATの取組~行政との連携~
山下 雅代 氏 (鹿児島県伊集院保健所) ※フロアーからの指定発言 -
「災害時健康危機管理支援チーム」DHEATについて
諸岡 歩 氏 (兵庫県健康増進課)
コーディネーター 札幌保健医療大学 教授 千葉昌樹
●感 想
災害時における栄養・食生活支援の重要性は認識され、昨年発生した熊本地震においても、厚生労働省を通じて多くの保健所栄養士が被災地へ入り、被災された方々の健康を守るための栄養・食生活支援を行った。まさしく『食』は被災した方々の心を癒し、健康なからだをつくり、復旧、復興行動にまで導く根源であることが大勢の方に理解されてきている。しかしながら、保健所に勤務する栄養士は少ないことから、保健所栄養士が複数でチームを構成して活動することは難しいのが現状である。そのため、保健所管理栄養士は、地域保健従事者の一員として連携・協働した活動を実施するとともに、様々な分野に従事する管理栄養士と連携し、どのように機能分担・体系化を行って進めるかが重要と考える。そのため、被災地で活動する保健所栄養士の役割や連携のあり方について検討を行った。
お問い合わせ 事務局 日本公衆衛生協会 |