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平成30年度(2018) 第77回日本公衆衛生学会総会自由集会
(第12回 全国保健所管理栄養士会主催)
テーマ:危機管理時の栄養及び食生活の支援を振り返って
第77回 日本公衆衛生学会総会自由集会終了のお知らせ
2018年10月25日(木)郡山市民交流プラザ会議室にて、第77回日本公衆衛生学会総会自由集会を無事、修了することが出来ました。
●参加人数:
28名(都道府県、政令市及び特別区等が設置する保健所、本庁勤務または給食施設管理栄養士等)
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●プログラム内容:
- 主催者あいさつ(全国保健所管理栄養士会 会長 焔硝岩 政樹 氏)
- 事例提供1: 平成30年7月の西日本豪雨を中心とした行政栄養士の派遣と取組み(DHEAT含む)
焔硝岩 政樹 氏 (岡山県備北保健所 副参事) - 事例提供2: 地域保健総合推進事業(研究事業)の取組みと特定給食施設指導
伊藤 佳代子 氏(宮城学院女子大学 准教授) - 事例提供3: 東日本大震災津波の教訓から、行政・組織団体・地域組織の分担と連携を考える
澤口 眞規子 氏(公益社団法人 岩手県栄養士会)
★コーディネーター 札幌保健医療大学 教授 千葉昌樹
●感 想:
健康危機管理時の“栄養・食生活対応はいらないのか”というテーマからスタートした自由集会も平成19年の愛媛県をスタートして、今年で12年目となりました。この自由集会では、過去を振り返り、被災地の状況や全国の取組例、避難所における「普通の食事が食べられない人」の割合など管理栄養士による栄養マネジメントの重要性について意見交換を行いました。迅速かつ的確な栄養・食生活支援を実施するためには市町村の機能分担が必要であること、さらに、病院や社会福祉施設等においては「自助」が原則であり、平常時からの体制整備や連携体制の構築が課題であることがわかりました。これらのことを踏まえ、私たち管理栄養士が、それぞれの立場で、被災者の命を守るために平常時にしておかなければならないこと、お互いに支援できることなど、これからの災害時の活動を話合いました。東日本大震災の被災地で開催された学会において、このテーマで語り合う
ことが出来たことは、今後の公衆栄養を推進する上で、大変有意義でした。
お問い合わせ 事務局 日本公衆衛生協会 |